電子書籍の無料サンプルだけを読んで、イラスト図解にしてみよう……を続けておるわけですが、今回は無料サンプルではございません。
先日、『ビブリオバトル全国大会inいこま』へ出場しました。
幸運にも某図書館から推挙していただき、出場権を得たわけです。
しかし本戦前の予選会で敗退しました。その際に紹介したのが本書であります。
イラストを練習するためのお手本なので、読みどころがございません。
本書が悪いわけでなく、読みたい本を選ぶビブリオバトルにあてた私の責任なのであります。
【書籍名】
ルッツ先生のイラスト図版帖
エドウィン・ジョージ・ルッツ著
<グラフィック社>
【イラスト図解】
【描いた内容】
ルッツ先生直伝のイラストの描き方が、ステップ・バイ・ステップ方式で表されている。
見ての通り、幾何学模様から徐々に可愛らしい(?)男の子が生まれていくのだ。
100年前に制作された本書は、現代のノウハウ書にも引き継がれている学習本の元祖ともいえよう。
しかし、ルッツ先生。
最後のステップが、素人を一挙に引き離すテクニックで描かれているぢゃないか。
そう、プロの技は本だけでは得られないということなんだよ。
【次回作の展開(勝手な想像)】
続刊は『ルッツ先生のやさしいイラスト手習い帖』。
読んで(見て)はおりませんが、さらにルッツ先生の実力がいかんなく発揮されていることでしょう。
もはや“やさしい”とは形容できないレベルで……。
