電子書籍の無料サンプルだけを読んで、イラスト図解にしてみよう……を始めております。
その第12弾でございます。
コピーといえば「男は黙ってサッポロビール」の世代です。
表現するとは、飾り付けるのではなく、本質を損なわずに引き算していくことだと、イラストを描くようになって思い改まりました。
単に描きたいことから、影響の与え方に意識が向かっているのかも……なかなか難しいのですがね。
本書はそんな表現力へのヒントになるのでは、と思って無料サンプル(だけ)を読みました。
【書籍名】
最も伝わる言葉を選び抜く コピーライターの思考法
中村禎 著
<宣伝会議>
【イラスト図解】
【描いた内容】
キリン一番搾りのCMで、緒形拳さんに「美味しいですよ」と伝えると「ま、飲んでから決めるよ」と返す。
直接買っているところを表現するのではなく、買う何歩か前を語らせる。
それを観ている視聴者が「ぢゃ、自分も試してみようか」と思って、買う行為へと導かれるのだ。
コピーライターの質とは、よいコピーを作るというよりも、よいコピーを見つけることができるかどうかで決まるわけなんだよ。
【たぶんこれからの展開(勝手な想像)】
有名なコピーの製作秘話などを用いて、思考するための教訓がいろいろと示されるのでしょう。
目のつけどころやアイデアの組み立てなど、さっすがプロだと唸らせてくれる……そんな着眼と発想に期待できそうですね。
