奈良への想いが溢れるプレゼンテーションを、いま冷静に振りかえっておく(前編)

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いつも企画書を持ち歩き、チャンスがあれば人に伝え広める……
起業しようと一生懸命だった17年前の自分に戻ったかのような今日この頃です。

「ならがよい」という活動開始を応援してもらいたくて熱く語っていますが、ここでちょいと冷静に己のプレゼン内容を検証をしておくべきです。
唯我独尊にならず、聴き手の理解・納得を伴いながらメッセージがしっかりと残るように……。

では[実際に語った内容]→[プレゼンシート]→[修正ポイント]という構成で、パワーポイント7シート分を見直ししましょう。

 

① 表 紙

 

プレゼンターである当方は何者かということで、企業研修をベースに人材育成を行う現業を伝えます。
いまは東京を中心に活動をしながらも、自分を育ててくれた奈良に貢献できないか、という動機付けまでサッと語ります。

スライドは、左のビルから右の五重塔へ向かって、ゆっくりとワイプするアニメーションを見せることで「ならがよい=奈良通い」を印象づけます。

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このページはロゴマークを記憶に焼き付けてもらったらよいので、これ以上の情報は不要(語り過ぎない)と考えます。

 

② 挨拶文

 

講師業の限界。それは学習機会を提供しながらも、本来の価値である具体的な結果をコミットできない現実にあります。
講義によって受講者に気づきを与えながらも、学習後の関係性が切れるために、行動変化までサポートできないのです。
そうした直接的な動因を伝えます。

続いて、今回の活動コンセプトとなる「学習機会+支援活動」へのアプローチを述べた上で、“学びの場”については奈良がいかに有用かに持っていきます。

プレゼンター足る者、プレゼンシートに書かれた文章をそのまま読んではいけませんね。

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奈良がビジネス活動におけるレベルアップの場となり、観光以外でも人を呼べる地域として……だけに留まらず、“奈良に住む”または”ビジネスを興す”までの展望を印象づけられたら、地域貢献として重要な取り組みに感じられるでしょう。
さらなる将来性への想像が必要です。

 

③ 「ならがよい」のビジネススキーム

 

「ならがよい」の活動全体を、ステークホルダー別のメリットやアクションに切り分け、相互の関連づけを見せます。
企業や団体には”教育制度アリ”というプロフィールが加えられ、ビジネスパーソンには継続的なスキルアップ環境が提供される、という両者のメリットを際立たせます。

そのために「ならがよい」の存在価値は、講師の育成と学習&支援の場を創出する役割を持つとこととなり、図解の位置関係から「下支え」しているポジションを強調します。

そこで、なぜ低価格および高水準で支援できるかという理由を、この後(4シート以降)に説明すると予告して、興味を尽きさせないようにしておきます。

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厚生労働省の『能力開発基本調査』の例を出し、『人材育成に関する問題点の内容』で約51%の企業は「指導する人材が不足している」、約40%が「人材を育成しても辞めてしまう」という調査結果を添えると、企業・団体の人材育成に苦慮している現状が伝わるでしょう。

同じくビジネスパーソンにおいては、『自己啓発を行った理由』の1位が「現在の仕事に必要な知識・能力を身につけるため」の約84%であり、「転職や独立のため」は約7%に過ぎないという結果を加えると、仕事のために自らを伸ばそうとする意志を個人が持っている事実に気付くと思われます。

 

では次回、全体像からディテールへ落とし込んでいく4シート分にチェックを入れます!

続きはこちら→【奈良への想いが溢れるプレゼンテーションを、いま冷静に振りかえっておく(後編)】

 

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