大勢の前で”笑い”を取るために、やってはいけない5つの行為!

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学びの中に面白さが加われば、受講に対する姿勢が変わります。

目的意識がしっかりと保たれていれば別でしょうが、そうでない大概な場合では、講師の話術が学習意欲への大きなファクターとなります。

そのためにも学びの場を和やかにして、講師への好感にもつながる”笑い”という武器は、ぜひ身につけたいところです。

 

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そこで、当方が実践する「笑いのべからず集」が、次の5つになります。

 

自分で先に笑ってはいけない

 

笑いに肝心なオチを言う前から、笑い声になってしまっては、聴き手はついてきてくれません。

冷静に発した言葉の中に潜むユーモア、そんな笑いどころを相手に発見させるのです。
仕掛けたオチを見つけた瞬間、笑いという反応が起きます。

最悪は「いやぁ、この話は面白いですよ」って笑いながら予告するパターン。
笑わせる自信がないときほど、面白さを先に宣言してしまいます。
すると聴き手の期待値が上がってしまい、割と面白い話でもそれほどでもなかったという印象を与えるだけではなく、「え、今のが面白いと言ってたところ?」とかえって困惑させることになるのです。

 

 

流行のギャグを使ってはいけない

 

テレビで流行っている芸人のギャグを真似するなんて、以ての外です。

「〜だぜぇ」って、本人以外が言って面白い?
聴き手はそのギャグを聴いた途端、演壇上の人物に「あ、頑張ってるんだ」的な哀愁を感じずにはいられないでしょう。

「〜ですからぁ、残念!」って中途半端に古いギャグだった場合、アンタが残念だよという笑いしか起きないです。
笑わせているのではなく、笑われているのですね。

何かのモノマネではなく、オリジナリティあるネタを仕掛けることで、人様を笑わせる自信が深まってきて、さらにはインテリジェンスさえ感じさせます。

 

 

何かをバカにしてはいけない

 

「こんなことだから、あそこの業界はバカが多いんですよ」と蔑むことで、笑いが起こると勘違いするのは哀しいです。
まるで普段から、笑いのある環境で過ごしていない(笑いのお手本がない)ように思われます。

自らの優位性をベースに何かを低く見ることって、本来は軽蔑ですよね。
貴族が貧乏庶民を馬鹿にして大笑いするドラマのシーンって、決してその場を明るくはさせていません。

兎にも角にも何かを低く見るという行為は、聴いていて気持ちの良くなる笑いではないし、バカにした対象と関係ある人がいるかもしれませんのでご注意を。

 

 

笑いを引きずってはいけない

 

笑いの反応を得たことで気を良くし、「ね、面白いでしょう。ほんとにこんなことをね〜」と言って、もう一度同じネタを繰り返す。

「え、なんでそこで繰り返すの?」と突っ込んでしまいますね。

同じネタで二度目の方に笑いが多くなることは、決してありません。
M1グランプリ、今ではTHE MANZAIなんかで、1回戦の爆笑ネタにより決勝に進んでも、そこでも同じよう題材のネタだったら笑いが激減しますからね。

それよりも聴き手の笑い声が治まる前に、次の話題へ話を進めるほうが、かえって笑いの余韻を残せ、次の笑いを引き出しやすくなります。

 

 

言葉を噛んではいけない

 

「ここで笑わすところだ」と意気込み過ぎると、すんなりと発声しなければならない言葉を噛んでしまいます。
プロの芸人ですら、同様です。

この”言葉を噛む”という行為は、笑いの中身よりも「あ、噛んだ!」という印象が聴き手に残ってしまい、失敗感が場に拡がります。

だから笑わせどころに差し掛かる前に、スッと息を腹へ吸い込みます。
小さな間をつくります。
そして口角をあげて口の可動範囲を拡げ、ややスピードを落とすつもりで発声すると滑舌が良くなります。

ま、噛んでしまったら、冷静に「って噛みましたが……」と自ら突っ込むしかないですね。

 

 

以上、人を笑わせるスタイルは様々ありまして、当方の場合は話し手が”ボケる”パターンです。
いわば、聴き手をツッコミ役として、仕掛ける構造ですね。

「問題が発生する場合、それが”氷山の一角”であることが……、あ、この中で北海道出身の方はおられますか?」と手を上げさせ、その人に向けて「お家の周りって(氷山の絵を指さし)こんなんだらけですよね」と問いかけると、「んなアホな!」と突っ込んでくれたら成功。
たまに「はい、その上に住んでいます」とボケ返してくれる人もいて、「スリリングですね」ぐらいの受け答えで本題へ戻す展開になります。

 

場づくりのための笑いですから、決して主食にしてはいけません。ご飯を食べる箸が進む”ふりかけ”みたいな役回りですね。

ちなみに、当方が絵を描いてボケている動画を再掲します。(音声入り32秒)

 

 

……え、自分で突っ込んでいるじゃん。そして笑っているじゃん。……ま、受けたからいいか。

講義開始時の緊張感が解けていない時間帯には「こうしてボケるから、こんな風に突っ込んでね」というサンプルを見せるのも手なんですね。

 

笑いの態勢は、聴き手の日頃の環境で異なるものなので、笑い声が起きないからといってめげてはいけません。

聴き手の顔を見て、表情がわずかに和らいでいれば、それでいいのです。

 

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