自分という商品を見直すために、まず取りかかれることとは?

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講師という商売は、まさしく人気商売
人様の「よかった」という評価がそのまま、次のオーダーへとつながります。
さらに巷で拡がる評判は、新しい仕事を呼び込んでくれたりします。
「○○講師は予約が取れないぞ」とエージェントなんかでは囁かれ、満更でもなくなります。

……で、天狗になっていくのです。

ある日、自分の商品価値が落ちているのを知ります。
特に、リピートオーダーが途切れると、そのザマを痛感させられます。

 

そこで自分というビジネス資産を、定期的に見直す必然が生まれるのです。

ある意味、マンネリズムに陥っている自分を発見したと捉えれば、よい機会ともいえましょう。

では、どうすればよいのか……

 

自分へ与える刺激のひとつに「初心に戻る」というアプローチがあります。

初心とは、新たな物事に取りかかるとき、真摯にその対象へ向かい合っていた”愛すべき過去”だと解釈しています。

その初心となるフェーズでの、“未知”なる不安を抱えながらも知恵や工夫、努力で乗り越えていくことで、“既知”なる状態が増えて安心できる現在をもたらすのです。

ただしその安心が懐を甘くします。
したがって、そんな甘さに渇を入れるには、未知なる事柄へ取り組んでいた頃の自分を思い起こすことが重要となるのです。

 

当方の場合は、試行錯誤したアウトプットを見返したりします。

講師業を始めた頃、いかに受講者へわかりやすく説明するかを念頭にイラストを描いていました。
いま見ると、時間をかけてしっかりと描きあげていますね。

たとえば、10年前のスケッチブックには……

0342 1

 

上の絵は、情報という概念を説明するために描き表したものです。

“データ”という資源から、”目的”に照らし合わせて引き出された”情報”を、ひとつのシーンとしてまとめました。

 

他のページには……

0342 2

 

この絵は、ポジティブ・シンキングやフレーミングを解釈しています。

事実や現象(客観)は同じなのに、それを捉える自らの気分(主観)による作用を表しています。

このように丁寧に仕上げた表現物は、今も色あせることなく講義の中で使わせてもらっています。

 

そんな過去の自分を見直すことで、いまの自身に欠けているパッションが感じ取れます。

それが努力すべき”未知”なる部分なのでしょう。

“既知”なる状態に浸って自分を閉ざすのではなく、新たにチャレンジする領域を求めることが、併せて自己の現状値を計るきっかけになります。

新入社員研修の頃、純粋に努力して輝いていた人が、数年後にえらくふて腐れているという印象を、昇進時の階層研修なんかで感じることがあります。
講師としては「おいおい、どうした?」って新入社員の調子で接したりすると、「変わってしまったオレ」を自覚してくれ、ちょっと頑張り出してくれます。
わずかながらに、”初心”を取り戻してくれるのでしょうか。

 

……ということで、今の自分をフォーマット、いやデフラグするために、10年前によく通っていた図書館に籠もろうかな、と予定を立てる今日この頃です。

 

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