今使っているモレスキン スクエアードのラージサイズが、まもなく終わりを迎えます。
切りよく来年から新しいノートにすべく、スクエアード・ラージを物色しました。
その際、ちょっとした注意が必要です。
それは万年筆などのインクが裏抜けしてしまう紙質を避けることです。
モレスキナリーの『「モレスキンでも裏抜けしない万年筆のインク」を教えてもらいました!』という記事を参考にして、インクの選び方に注力していたのですが、実はモレスキン自体から影響を受けることを知りました。
それが罫線の濃さで確認できる”紙質の違い”です。
目視で罫線がハッキリ識別できる商品の紙質が、どうやら万年筆のインクが染みこんで裏面に出やすいのです。
書き比べてみましょう。
勝ったばかりの”ペリカン スーペレーンM400ボルドー”に赤インクを吸い込ませ、いざ実験開始です。
罫線の濃いタイプと薄いタイプに万年筆を走らせ、その違いを見てみることにします。
ノートの上側には、モンブランのミッドナイトブルーというブルーブラック系。
その下に、ペリカンのブリリアント・レッドで文字を綴りました。
では、裏面。……あ、インクが紙に染みこんで、裏に抜けている!
拡大してみてみると、違いがわかります。
上が文字の裏写りした罫線の濃いノート ↑
下がへっちゃらな罫線の薄いノート ↓
同じ値段の同じ商品なのに、この品質差は大きいですね。
店ではノートがシュリンクされているので確認はできませんが、買って帰ってノート紙面に触ると、わずかにその感触が違います。
裏抜けしない方がコーティングされているような滑らかさがあるのです。
……ということで、スクエアード(方眼)タイプを店頭で手にする際は、重なるページの罫線の太さをチェックです。
後日追記:実は罫線の薄さだけが決め手ではありませんでした。万年筆で書いた文字がどのくらい裏抜けするかを、動画にとって比較しています。
参考リンク↓
【モレスキンに万年筆で書くと、どれくらい裏抜けするかを”動画”で比較!】
以前、Amazonでモレスキンを勝った際、裏抜けしやすい紙質の製品が届きました。よって、ネット通販で購入するのは避けています。
やはり店頭で確認した方が確実ですね。
でももっと簡単な解決法があるのです。
それはモレスキンには万年筆を使わないということでしょう……
