MOLESKINEノートを活用する4つのスタイルとその事例をまとめました

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人に何かを教える活動には、その源となる情報の整理にノートという存在が欠かせません。

当方は、MOLESKINEスクエアードを使っていて、常に行動を共にしています。

講義の中でも、必ずこのノートの活用事例を紹介しています。

 

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ノートの効用とは、誰もが知るとおりです。

頭の中では物事が浮かんでは消えますが、ノートはそれらを書き留めて並列化や立体化が行えます。

そうした紙面上での思考活動が、自らの考えを論理的に仕立てたり、記憶の鮮明化に努めたりするのです。

当方の場合は、主に4つのスタイルでノートを活用しています。

 

記 録

より多くの情報を収集しながら自分のアウトプットを生み出す能力は、教える活動にとって不可欠です。
したがって学習する場へ出向き、そこでノートに記録していくわけです。

セミナーへ参加すれば、ノートにメモを取るというよりも、スケッチしていく気分で情報を切り取っていきます。

文字を箇条書きで構成するだけでなく、視覚化できるようにチャートやイラストに変えて表現するのです。

そうした工夫を施したページは、読み返す楽しさも手伝って、情報が頭に刻み込まれていきます。

また時系列でノートに記述していくよりも、共通するテーマで見開き2ページ分を用いれば情報の比較ができますし、前の記録内容がテンプレートとなって情報収集での抜け防止に役立ちます。

(下の例では、別々に行われた3セミナーが見開きで一覧化しています)

 

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学習している時間だけがノート活用ではありません。
学びの後の振り返りも、ノートはしっかり手伝ってくれます。

その場合、学習時間においては客観的な情報を収集するに留め、振り返りの時間で主観的な意見・感想や今後への展望などを書き表します。

事象と思考を紙面上で区分けすることで、ノートの見直し機会が生まれ、自らと対話しながら自分オリジナルの表現が浮かび上がってくるのです。

 

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組み立て

講義プログラムからワークシートを設計するときのノートの使い方です。

左ページには時系列での取り組みテーマをまとめ、右側にはそこで用いるツール等をデザインします。

構成の基本となる軸を固めた上で、部分的な展開を深掘りしていくのです。

詳しくは【関連記事:モレスキンを使って、講義プログラムを創るプロセスっす!】でまとめています。

 

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 比 較

現在の状態をまとめ直した上で、今後へ展開するべき選択肢を見出すことができます。

たとえばモバイルツールの導入に際しては、その目的との方向性を十分に確認しておかないと失敗します。
求める対象への冷静さが欠くのを避けるために、あえて俯瞰的に物事を捉えていくのです。

当方の場合、モバイルツールをどの構成で揃えていくべきか、考えられる組み合わせを描いてメリットやデメリットを比較・検討します。
(下の例では、赤字部分です)

単に箇条書きで要素名(商品名)同士を関連づけるのではなく、そのスペック(商品の大きさや形状)や連携への立体感(コネクト仕様やケーブル種類)などの比較を行います。
そのために視覚化するのが、ノートの重要な役割といえます。

新しい製品や規格が発表されるたびに、こうした妄想を繰り広げながら、導入すべきツールやサービスをまとめることが、思い悩むも楽しい時間です。

 

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関係性

要素単位でどのように繋がっているのかを表します。
いわば現状把握に向いています。

下の活用例は、AVシステムを再構成するときに、その配線図をまとめたものです。

なんとなく面倒で複雑な関係性や集合パターンを体系化するのに、空間的な図式化は役に立ちます。

線種によって、その働きに違いを与えるなど見せ方に工夫すれば、認識度合いも高まります。

特に普段から目に付かないけれど、今後何らかの変化が予想されるものには、現時点のスナップショットとなってくれ有用です。

いわば、次の変更時に「面倒だけど、やっておいて良かった」と感謝することになるのです。

 

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以上、この1年半ほど使ってきたMOLESKINEノートを読み返してみると、活用パターンが4スタイルに展開されているのに気づきました。

ノートとは、自分にとって有用な情報を”写す”だけの帳面ではなく、“描く”ことによって自分の想いを”創る”ツールだと実感した次第です。

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