30年以上前に描いたマンガが、今の仕事にどう役立っているのか!

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講義を行う上で、もっとも役立っている自らの能力って何かと問えば、おそらく”話術”ではなく“絵を描くスキル”だといえましょう。

講義開始時にホワイトボードへイラストを描いて、ちょいと受講者を惹きつけます。
「お、どうやらこの講師は達者な絵を描いて説明するぞ」という印象を早々に与えると、次から板書する際に受講者が前を注目してくれるからです。

だから講義休憩中、もっとも受講者が尋ねてくる内容が「どうして絵が描けるのか? どこで勉強したのか?」という 質問になるのです。
当方はすかさず「学生の頃、勉強もせずに漫画を描いていたもんで……」と、空を見上げて遠くに目をやりながら答えるのです。

そんな講師として僅かながら際立たせてくれるスキル。そいつを築いた”学生時代の根暗な努力“って、こんなんでした……

 

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これらは、32〜34年前に描いたマンガ原稿です。

紙が変色してきたので、スキャナーでデジタル化して保存作業を進めている途中なのです。

その代表的な作品の扉と1ページ目を並べてみました。

 

高校生の時の作品『夏五景』
梅雨、朝風呂、蝉取り、夜店、風鈴の5枚で1作品になっているイラスト集ですね。
なんで青春真っ盛りの学生が、こんな題材を描こうとしたのでしょうかね。

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これは『権化』
川本喜八郎の人形アニメ「道成寺」の影響をモロに受けていますね。
この後、妖婆と若い僧侶が対決するってヤツです。

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続いて『首』
斬首した大将の頭を、餓鬼が狙ってやってくる。そこでの問答を24ページにしています。
描いて面白かったのですけど、読んだ人は誰も面白いとは言わなかったです。

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そして『沼』
よくある龍神伝説ものです。女性の格好で男を惹きつけ、沼に引き込むという昔話にありそうな設定。
龍がかっこよく描けたのですが、それ以上にも以下にもならなかった作品です。

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こんな暗いジメッとしたマンガばかり描いていました。

 

でも1作品、現代劇があったのです。それも濡れ場入りです!

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……ね、やっぱり暗いですね。
多分、ATGの邦画でも観て影響されたのでしょうね。
この作品はもちろん未完で、タイトルすらついていません。ただただ、こんなのが描きたかっただけなんでしょうね。

 

こうして学生の頃に試行錯誤しながら得たスキルを、今の仕事でなんとか使ってやっております。

自らの仕事の中で、ほんの少し得意なことを組み込めたら、ビジネス活動へのモチベーションが高まります。
そしてその継続によって、自らの”際立ち”を生み出してくれるのです。さらにこの“際立ち”は、競争力にさえなってくれます。

他にもっと自分を際立たせる能力がないかと、人生の棚降ろしている今日この頃なのです!

 

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