ウルトラ怪獣から学ぶアイデア発想法『オズボーンのチェックリスト』

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書店に立ち寄り、中身を見ずに2冊のムックを買いました。

その名も、大人のウルトラ怪獣大図鑑』と『語れ!ウルトラマン

こんなタイトルをつけられたりすりゃ、放っておけるわけがありません。

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そんな興奮のさなか、ちょっとお休みしているFacebookページ『昭和怪獣ファン』( http://www.facebook.com/syowa.monster)の存在を思い出しました。
再開したいと思いつつも、後回しになっている趣味のページです。

ちょっと読み返したら、怪獣の着ぐるみ流用の情報が網羅されています。
まさしくそれらは、アイデア発想法として有名な『オズボーンのチェックリスト』の活用例だといえますね。

では、チェックリストを勝手に解釈しながら、怪獣の写真満載でまとめてみましょう……

 

その前に『オズボーンのチェックリスト』。以下のような発想のための質問リストです。

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このリストをベースにして、怪獣の着ぐるみ流用例に照らし合わせていきましょう。

流用とは基本的に、[A 転用できないか]で産み出された怪獣たちですね。

まず、着ぐるみ流用の代表格としては、なんといってもバルタン星人
これは元々、ウルトラQのセミ人間でした。

流用パターンとしては、[C 修正したら]頭部、[I 結合したら]はさみ……なんかになりますね。

バルタン セミ人間

 

同様な流用方法は、モスゴジ→ゴメス、ベムラー→ギャンゴ、ピーター→ゲスラ、ガヴァドン→ザンボラーが挙げられましょう。

ゴメス モスゴジ

ギャンゴ ベムラー

ゲスラ ピーター

ザンボラー ガヴァドン

 

安易なところでは、ペギラ→チャンドラー、大戦争ゴジラ→ジラースです。

これは上の5体と違って、誰もが流用だとわかってしまうヤツです。
制作者側は間違いなく、それを意図していたと思えます。

チャンドラー ペギラ

ジラース 大戦争ゴジ

 

次に、着ぐるみ流用として誰もが知っている”バラゴンスーツ”
流用の割には、オリジナリティ溢れる怪獣が揃っておりますね。

パラゴン→パゴス→ネロンガ→マグラー→ガボラの5変化。

これらの着ぐるみは「フランケンシュタイン対地底怪獣」に登場したバラゴンの首をどんどん付け変えていく手法です。

いわば[F 代用したら]ですね。

 

バラゴン スーツ

 

この手法は、他にも多く見られます。

有名なヤツでは、レッドキング→アボラスです。
他には、東宝キングコング→ゴロー、ラゴン→ザラブ星人、ガマクジラ→スカイドン、ゴモラ→ザラガス、ヒドラ→ギガス なんかそうですね。

アボラス レッドキング

ゴロー キングコング

ザラブ ラゴン

ザラガス ゴモラ

スカイドン ガマクジラ

ギガス ヒドラ

 

そして最後は、[H 逆にしたら]

見た目は変わらずとも印象を変えるために、正義の味方と悪者との入れ替えなんかしますね。
“にせ〇〇”というヤツがそうで、ウルトラマンにも登場します。
ガラモン→ピグモンもそうしょう。

ケムール人→ゼットン星人は、頭部の向きをちょいと変えています。

ウルトラマン にせ

ピグモン ガラモン

ゼットン星人 ケムール人

 

……ということで、チェックリストと照らし合わせた流用怪獣たちの紹介でした。

新人監督が撮るウルトラマンでは、予算が削られることがあり、怪獣の着ぐるみを流用する例が多かったらしいです。
そのたびに、ストーリーや演出に知恵を絞り、かえって印象深い怪獣になったりしたものでした。

円谷系だけでなく、ピープロ怪獣にもいくつか流用はありますが、ここでは割愛します。

 

……ところで、先述のウルトラなムック本。

まだ読んでいませんが、この休日には45年前にタイムスリップできそうです。ウフフ……

 

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