ルパンの心理状態を見抜いた、次元と五ヱ門の共有認識とは?

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お手本になるようなリーダーがいないって? いやぁ、ちゃんといるじゃな〜い。それもアンタの目の前にね!(←山田康雄氏風に)
……ってなことで、ルパン三世のリーダーシップ研究です。

’71年テレビシリーズ第13話タイムマシンに気をつけろ!は、ルパン13世に子孫を滅ぼされたとして、タイムマシンを操る魔毛狂介なる男がルパンの前に現れます。
過去を変えると現在が変わるというタイムパラドックスをベースに、摩毛はルパンの祖先を抹殺することを伝え「3日後におまえはこの世にいない」と予言するのです。

今回はルパンの追い込まれぶりが面白く描かれ、それを仲間の次元と五ヱ門が助けるという設定でした。
リーダーの危機をメンバーで認識して、協力していくという流れです。

図解にすれば、こ〜んな感じ……

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ルパン「ぐふふふ、あははは、それでな、俺の前からドロンパッて古城が消えちまったってワケだよ。げへへへへ、昔に戻ってな、その城を作ったヤツを殺してきたからだとよ。うふふふふ。それで、貴様の祖先を殺してくる。そうすればルパン、貴様はこの世にもう存在しないのだ。ぐふふへへへ。オレの命、あと三日だとよ〜」……「全く昼寝でもしてた方がマシよ」

……と笑い飛ばすルパンが部屋を出た後、次元と五ヱ門は顔を見合わせる。

次元「あ〜、だいぶ深刻だな。ルパンのヤツは」

五ヱ門「いかんな」

 

過去を消されることへの絶望感から、次第に恐怖へと包まれていくルパンの挙動に、相棒の次元大介と石川五ヱ門はその心境を察します。

リーダーともなると自分ですべてを抱え込まなくてはならないという気持ちが強まり、どうしても虚勢を張ってしまう場合があります。

しかしそのような言動の変化には、信頼関係のあるメンバーだからこそ気づくことができ、さらに彼らはリーダーを支持していこうと努力するのです。

 

優秀なリーダーは『自らがリーダーであるという自覚を持つ』ことが絶対条件ですが、それだけではリーダーという役割を担うだけであって、”優秀”というレッテルにまで至りません。
優秀なリーダーとは自他共に認められる、いわば『メンバーがリーダーを支えようとする』状態が伴ってのことなのです。

そこには、日頃のメンバーとの関係性が効いてくるといえますね。

だからルパンも次元や五ヱ門の前では自信を持って行動しているからこそ、こうした危機的事態ではメンバーがバックアップしてくれるのです。

言い方を変えれば、メンバーの支援傾向で、リーダーとしての実力を知ることができるわけです。
たまには、メンバーへ頼ることも大事なリーダー要件だといえますね。

さぁて次回の研究題材は『エメラルドの秘密』。チャンネルは決まったぜ!

 

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