PowerPointを扱う多くの人は、アニメ『ルパン三世』のオープニングタイトルみたいなスライドを作っていることでしょう。……知りませんけど。
もちろん当方も、例に洩れず制作しております。
……で、どんな感じかと申しますと、まずはこの動画をご覧ください。(15秒:音アリ)
ま、こんなんです。
では、このPowerPointデータをどのように作ったのか。
そのプロセスについて説明していきましょう……
まず準備するツールです。
それはPowerPointとサウンドデータですね。
当方のPowerPointは、”Microsoft Office 2011 for mac”です。
一文字ずつ表示する際に出るサウンド「バッ!」というデータと、最後のタイトル文と共に「チャラッチャ、チャラッチャ、チャ〜ン」と奏でるサウンド。確かこれらサウンドデータは、昔ネットで拾ったように思います。
用意したオブジェクトを使って、以下のようなスライドをPowerPointで作成します。
スライド背景は黒。
フォントはもっと適したスタイルがあるかもしれませんが、一応、”MS明朝”を使っています。
一文字データは編集時にクリックしやすいように、文字幅が同等になるフォントタイプを選択します。
反対に、タイトル文は読みやすく文字詰めする”プロポーシャル”がよいです。
画面上に配置する文字はそれぞれ独立しており、ここへタイトル文を一文字ずつ当てはめていきます。
今回のサンプルは以下の通りに準備しました。
中央にあるタイトル文は、フォントサイズを”66″〜”80″ポイントにしており、文字数に合わせて変えていきます。
それぞれの文字には、以下のようなアニメーション設定をしています。
一文字データにはすべて「バッ」サウンドを割当し、効果オプションは最初の文字だけ開始を”クリック”。他の文字は”直前の動作の後”とします。
サンプルではタイミング速度を”0.3秒”にしていますが、ちょっと遅く感じますね。
タイトル文が長いとさらに時間が長く感じられるので、“0.2秒”でよいかもしれません。
最後に表示されるタイトル文は、効果オプションを”アウト(少し)“にして、「チャラッチャ、チャラッチャ、チャ〜ン」を当てておきます。
そうして文字入力した各データにアニメ効果を設定したら、それらを画面の中央に移動させます。
ツールバーから“配置/整列”→”中央揃え”を選択肢、文字データを中央に重ねて表示させます。
フォントサイズを”400″へ拡大すれば、準備は終わります。
あとは、スライドショーを実行してみればオッケー!
上のムービーみたいな具合になるのです。
これで終了。自分のパソコンが、いつでもルパンなインパクトを発揮してくれるわけですね。
はい、おそまつでした!

こんばんは!!!
今結婚式のビデオを作成するために
いろんなサイトを拝見していてたどり着きました。
ルパンのタイトルメーカーいくつか試したのですが
音質やクオリティーがいまひとつだったので
この記事を見て自作を試みたのですが
最後プレビューしてみると
文字が消えなくてすべて重なった状態になってしまします。
アニメーションの設定など確認して
一緒にしているはずなのですが
1文字1文字表示されてもそのまま消えません。
よろしければ改善方法教えていただけませんでしょうか。
最初の文字から、効果オプション>アニメーションの後の動作>次のアニメーションの後で非表示 にするといけました。最後は、淡くしないです。