自らの能力を”教える力”に変える3つの視点

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自分にとって魅力的な何かに憧れ、それに近づきたいと努力する先に、自らの成長が与えられます。

魅力的な何かは、ある人物の能力そのものであったりするので、そうした対象から学ぼうとする気持ちがわきます。
故スティーブ・ジョブズ氏の功績や言動をまとめた書籍が数多く出版されるのも、そうした憧れの対象から得るべきことを望む人たちの多さだといえるでしょう。

しかし我々大人は、子供のような憧れ方をしません。リスペクトする人物そのものになろうとしているのではなく、対象の持ち得る能力の一部を自分にインストールし、仕事であれ生活であれ新たなる活動スタイルを求めているのです。

……では、そうした学ぼうとする人たちに向け、自らが発揮している能力を教えるにはどうすればよいのか。
まずは、自身の能力を3つの要素に分解することから始めてみましょう……

 

学ぶ側にとってモチベーションの原動力は、教える人の持つ能力そのものです。
その能力が魅力的であればあるほど、学ぶ人には意欲的な取り組みが不可欠となります。

しかし、志半ば挫折してしまいます。
それは、その目標へ到達するための可能性が見出せないからです。

……ということは、『モチベーション = 対象への魅力 x 実現の可能性』という学ぶ側の心理面を組み立てることから、教える側は設計しなければなりません。

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教える人の持つ『独自性』とは、他にない秀でた能力です。教える側の誤解はこの『独自性』を習得させなくてはと考えがてしまうことなのです。
すると早々に「あの人にはムリだね」という結論に至ってしまいます。

実は学ぶ側にとって、その『独自性』のすべてを求めているのではなく、その境地に近づくための実施可能な手段や方法−−いまの自分を変えられる要素を得たいのです。

 

こうした観点を踏まえて考察すると、教える側は学ぶ人たちに向けて歩み寄るべき姿勢が必要です。

自らの視点を切り替えて、まずは『基本』となる今すぐにでも実践できる工夫を伝授します。
現在の自分にとっては当たり前のことかもしれませんが、過去の自分が行ってきた小さなステップを思い起こし、与えるのです。

そして、その先には学ぶ側の現状スキルでは困難とみられる、相当の努力を伴う活動を用意します。
いわゆる『基本』から『応用』への段階を切り分けておく具合です。

学ぶ人が『応用』の領域まで登ってこられれば、その後の展開は人物に合わせた『独自性』の開発となり、教える側が用意するというよりも、一緒に見出していくことが重要となるでしょう。

こうしたステップアップは短期間では難しいので、取り組み期間の設定も大事なファクターです。

 

では能力開発の『基本』を分解するにはどうするのか?

それは次の機会でまとめることにしましょう。……ほんじゃ!

 

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