ルパンが目的達成のために、次元と不二子のどちらを選ぶ?

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お手本になるようなリーダーがいないって? いやぁ、ちゃんといるじゃな〜い。それもアンタの目の前にね!(←山田康雄氏風に)
……ってなことで、ルパン三世のリーダーシップ研究です。

’71テレビシリーズ第10話『ニセ札つくりを狙え!』では、ルパンがリーダーとしての判断を委ねられる場面がでてきます。

その身を隠すニセ札づくりのプロと手を組むべく、ルパンは居場所を探しますが、なかなか見つけられない。そこへ、本件では仲間になっていない峰不二子が怪しげに近づいてきて、取引をふっかけます。
不二子を毛嫌いする次元は、その条件を聴いて自ら仲間を降りようとし、ルパンのもとを離れるのでした。

図解にすれば、こ〜んな感じ……

 

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ニセ札づくりで名を馳せたイワノフの居所について、不二子がその情報を持ってルパンと次元に近づいてきた。

不二子「私をあなたの仲間に入れてくださる? そうしたら……」

ルパン「もし断ったら?」

不二子はその情報を敵に売りつけるという。

次元「へっ、おら降りた、ルパン。この取引はどうも嫌な予感がするんだ」

ルパン「どういうことだ? 次元」

次元「当ったり前じゃねぇか、こんな女を仲間に入れるのは、爆弾かかえて火事場をウロウロしているようなもんだぜ。悪いけど、ルパン。じゃあな」

遠ざかる次元の背中を一瞥してから、ルパンは不二子に伝えた。

ルパン「ま、いいだろう。あんた仲間にしよ!」

 

次元との協力関係よりも、不二子からの情報収集を優先するルパンの考えは、あきらかに目的達成へのプライオリティから判断しています。

実はこの取引の前に、ルパンはイワノフの居所を見つけ出そうとするのですが、失敗に終わります。
そんな暗中模索の中で光明を見いだすためには、現体制の維持よりも新たな情報の獲得を選んだのです。

リーダーとは目的達成のための適確な判断と迅速な行動が求められます。

不二子からの情報提供という機会を損なうことの方が、今回のイワノフを探し出す目的にはマイナスであるとルパンは瞬時に判断しました。
そんなルパンの揺るぎない意思決定は、決して次元の信頼を失わせるものではありません。

かえってグズグズと悩んでしまうリーダーの姿に、メンバーは絶望します。
常に目的のために重要なことは何なのかを念頭に行動するリーダーに、人はついていくのです。

したがって、ラストシーンでは次元がボロボロになったルパンの愚痴を聴いてやりながら、物語が納まるのでした。

さて次回の研究題材は『7番目の橋が落ちるとき』。チャンネルは決まったぜ!

 

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