ルパン三世が対立する石川五ヱ門へ、コミュニケーションでしくじった理由!

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お手本になるようなリーダーがいないって? いやぁ、ちゃんといるじゃな〜い。それもアンタの目の前にね!(←山田康雄氏風に)

……ってなことで、ルパン三世のリーダーシップ研究です。

1971年テレビシリーズの第5話で、初登場するのが石川五ヱ門。まだルパンとは手を組んでいません。……というよりも、敵対する関係です。

タイトルは、ズバリ『十三代目石川五ヱ門』
ちなみに、ルパン三世に登場する石川五ヱ門は”五右衛門”とは表記しないのですね。はじめて知りました。

さてこの物語では、ルパン三世の競合から協調への直感力と、コミュニケーションの失敗がみられます。

図解にすれば、こ〜んな感じ……

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物語の冒頭では、芸能プロデューサーと偽るルパン三世と次元大介が石川五ヱ門へ近づき、敵情視察を行います。
次元の早撃ちに対する刀さばきを目にしたルパンは、予想を超えた五ヱ門の実力を認識しました。

直面する課題を捉えるには、現場・現物・現実の三現主義が重要になります。
ルパンもコンペジター(競合者)の実力を、こうして検証したのでした。

おそらくルパンは、この五ヱ門に対してネガティブな印象を持たず、シナジーを起こせる同志と感じたのでしょう。
五ヱ門が後ろ盾となる組織との関係性が切れたのを知ったルパンは、心情を打ち明けます。

五ヱ門「最後の決着をつけに来た。覚悟してもらうぜ、ルパン」

ルパン「まぁ、待ちなって、五ヱ門。俺はだな、おまえってヤツを何となく気に入っちまった」

しかし、このルパンからのコミュニケーション・アプローチは失敗に終わります。

五ヱ門は戦闘態勢を崩さず、ルパンと戦うのです。そう、自動車の屋根を飛び跳ねながら渡り合う、カッコイイ対決シーンですね。

 

ではなぜ、ルパンのメッセージが五ヱ門には届かなかったのか……。

それは五ヱ門が、情動的な表現には心が動きづらいというパーソナリティを持っていたからです。

五ヱ門の一連の言動から行動特性を観察すると、『左脳型+大脳新皮質』的な思考スタイルが目立ちます。
物事の事実を正確に見極め、自らの課題を探究していくストイックな志向が強いのです。

この傾向は反面「フィーリングでの会話が苦手」という特徴もあるので、次元大介には通じるルパンの対話術が効かなかったのですね。
参照:『リーダーにふさわしい?ルパン三世の行動特性を分析する理論!』

でも今後の展開はご存じのとおり、ルパンファミリーに石川五ヱ門が加わります。

そのあたりの経緯は、また後の物語から分析しましょう。

もしかしたらルパンと次元大介との出会いも、この五ヱ門のような葛藤から始まったのかも……。

 

……ということで、リーダーはたとえ競合相手であろうが、協調していける関係性を模索するのでした。

さて次回の研究は『雨の午後はヤバイゼ』。チャンネルは決まったぜ!

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