ロンドン五輪が始まります。
モチベーションの高いアスリートを観るって、やたらに刺激されますね。
斜に構えてグズグズ言っていた若い頃の自分とは、全く違う次元で活躍する選手たちを、素直に尊敬してしまいます。
では彼らの中には、どのようなモチベーションが育まれているのでしょうか?
一般的に、モチベーションとは次のような公式に当てはめられます。
『モチベーションの高さ=魅力的な目標 × 実現の可能性』
この公式をすべてひとまとめにするアウトプットってのが、あります。
それが……
提案書のフォーマットなんですね。
提案書を作成する基本フレームは、こんな要素で成り立ちます。
いわば提案するテーマが新規事業だろうが、新製品だろうが、業務改善だろうが、大きな枠組みは変わりません。
ターゲットを変化させる提案には、次のような構成要素を表現する必要があるのです。
① 将来の方向性と目の前のゴール(魅力的な目標 =全体=)
② 現状における背景や前提条件(スタート地点)
③ ゴール到達への論理的な筋道(実現の可能性 =全体=)
④ 具体的な取り組みやリスクへの対応(実現の可能性 =詳細=)
⑤ 具体策の実践によって得られる効果(魅力的な目標 =詳細=)
こうした提案を組み立てるために構想図なんかで考えます。ほれ、こんな感じ。
提案書とは、これらの要素を体系的に網羅し、それぞれの関連に合理性を当てはめた読み物なんです。
高いモチベーションを伴って自己実現に切磋琢磨している人は、このような論理性と可能性、そして新たな価値への期待を、自分自身にしっかりと提案できているんでしょうね。
よっしゃ!……五輪選手の活躍を観ながら、意欲的な自己創造へと活かしていきせふ!
