まことしやかにその登場が噂されているiPad mini。
7インチ画面の小型iPadが、秋以降に発売されるという巷の情報です。
まもなく発売される新型キンドルに対抗することを踏まえ、可能性は”大いにアリ”ですね。
そこで先日、ネット上にiPad miniの図面なるモノが公開されていました。
う〜ん、これは本物の図面ではないですね。
開発設計において図面を作成するって、具体的な目的をもっています。
金型設計用、梱包用、さらにはケースメーカーへ提供するなど、受け取る相手がその図面を元に何かを製作します。
その割には、この図面に寸法が全く入っていない。記載は外寸だけです。
コーナーの3次元を再現するR寸法がわからないと、ケースやカバーましてや内装パッケージすら作れませんし。
……とまぁ真偽はともかく、この図面を参考にするまでもなくiPad miniの外寸は、おそらくモレスキンのラージサイズとほぼ同じ外寸になると思われます。
ほら、こんな感じで……
我がモバイルガジェットたちの仲間入りをさせました。
この写真のiPad miniは、先述したモレスキン・ノートのラージサイズに7インチの大きさの白紙を重ねた偽物です。
あくまでもサイズ感の比較用にと、せっせと作りました。(製作時間2分)
こうして見比べてみると、このiPad miniは微妙なポジションになりそうです。まず現行iPadとは、食い合いしますな。
やはり電子書籍向けなのでしょう。
電子書籍を用途にすれば、kobo touchがもひとつな現状、日本版キンドルに期待しつつも、本命はこのiPad miniとなるでしょうね。
下図が、ネットで公開されたiPad miniといわれる図面です。
7インチだったら、この外寸から大きく外れることはないでしょう。
ちなみに製作しながら気づいたのですが、この図面の画面サイズでは、kobo touchの外寸とほぼ同じでした。
モレスキンノートのラージと比べると、長辺は少しだけモレスキンの方が大きいですが、短辺はほぼ同寸。
……ということは、ラージサイズのモレスキン(外形用)と白いkobo touch(画面用)を重ねるだけで、iPad miniのモックアップを作ることができるのです。
さらに、以前試みたようなモレスキンでiPad mini用ケースまで工作できそうぢゃありませんか!
= 以前の記事:スターウォーズなWiMAXルーターを創ってみた!=
アップル製品は発売されるまでの期待感を膨らませてくれる期間が、なんだか楽しいですね!
