ルパン三世がリーダーとして優れている3つの条件!

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4年前に『効き脳診断で恋愛がうまくいく』というハーマンモデル理論を広めるための本を出版しました。

ハーマンモデル理論とは、ロジャー・スペリーの『右脳左脳モデル』とポール・マクリーンの『三位一体モデル』の大脳生理学理論を基にした思考スタイルを分類するものです。

思考スタイルの特徴が、その人物の感情やコミュニケーションに影響します。
「あの人は、なぜこのような発言をして他者を惹きつけるのか?」とかに理屈を付けたりするのです。

そこで、「ルパン三世は、なぜリーダーとして魅力的に見えるのか?」という仮説を、あの名作『ルパン三世 カリオストロの城』という宮崎駿監督作品から大脳生理学的分析をしてみました……

下図が映画の中に登場するルパンファミリーの言動を、効き脳的切り口でポジショニングをしたものです。

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画面の左右で、「右脳系:並列的」と「左脳系思考:直列的」。上下で「新皮質:理知的」と「辺緑資質:情動的」と分けて位置づけしています。

 

論理的で緻密な「石川五右衛門」

行動的で確実な「次元大介」

革新的で大胆な「峰不二子」

徹底的で忠実な「銭形警部」

峰不二子は、もっとも男性的な考えや行動を示します。だからかえって魅力的に見えるのでしょう。
次元大介と銭形警部は、立場が違うだけでほぼ同じ思考スタイルです。 だからどちらもルパンが好きなのです。

 

そんな登場人物と接するときに、ルパン三世はどうしているのか?

実は、相手に合わせてコミュニケーションのスタイルを切り替えているのです。

 

石川五右衛門には、理由や原因を説明しています。

次元大介には、具体的なやり方を指示しています。

峰不二子には、彼女の意見を聞く姿勢をみせます。

銭形警部には、パートナーシップを忘れません。

 

皆がルパン中心に活動する構造となっているので、ルパン自身に情報が集まってくるし、メンバーの動きを把握できるのですね。

もしかしたらルパン以外は、互いにそれほど仲がよくないかも……。

(ちなみに、ポジショニングマップ上のルパン三世キャラクターは、当方がiPadで描いた画像を挿入しています)

 

さて次に、ルパンが仕事を進めるすべての能力において、優れていないという事実も重要です。

周囲からすれば、危なっかしくて放っておけないのですね。

だから彼を慕うスペシャリストが集まってくるのです。
「しかたねぇよな」というセリフを吐きながら、最高のパフォーマンスでルパンを盛り上げるといった状況です。

そんなメンバーのやり方に対して、ルパンは揺るぎなく信頼しているのも肝心です。

 

そして、ルパンは狙うお宝の魅力を語りながら、常に「明確な目標」を提示しています。

今後の進む方向を示し、その価値観をメンバーと共有します。
ゴール達成に向かって目を輝かせながら、あきらめない姿勢を見せ続けるのです。

 

……ということで、ルパン三世がリーダーとして実践しているポイント!

① 相手に合わせたコミュニケーションを行う

② チームメンバーの能力に頼る

③ ビジョンを持ち、その達成に向けてぶれない

 

実はこの3つの条件、リーダーシップ研修で講義している内容と同じでした。

そうか、ルパン三世って理想的なリーダーの姿だったのか!

リーダー不在の日本で、人気が衰えない理由がわかったような……

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