ターゲットにメッセージを受け止めさせるには?【教えるスキルカード】

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【教えるスキルカード】の第2弾です。

多くの人を前にすると、自然と声が大きくなり、そのために喉を開こうとします。
するとアゴが上がっていき、声の通りは良くなります。

ただ、こうした大勢に向けたメッセージは、個人としての受け止め方が希薄になる場合があります。

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したがって語り終えるときに、全体に拡がった視野を学習者の目線へ落とすことが必要になります。

重要なポイントを伝えるタイミングで、アゴを締めつつ言い切るのです。

すると視線が下がり、その先にいる学習者は「えっ、俺に言ってんの……」という緊張感を得ながら、そのメッセージを図らずもキャッチします。

重要な情報にだけアゴ引きアクションを使用すれば、表現に抑揚がつきます。
それが教える人物の目ヂカラとなって、学び手の気持ちを引き締める結果になります。

 

[カード情報]

効果:集中力

問い:学習相手に情報を飲み込ませるには…?

答え:語り終えた際に少しアゴを引き、視線を学習者へ投じる

解説:学習ポイントを言い切るタイミングで、視線を学習者へ向けて間を入れます。教える人の自信ある動作が、聴き手へ視覚入りメッセージとして残ります。

期待変化:傾聴姿勢、学習意欲、短期記憶、関係性構築

 

ちなみに前回の第1弾も、同様にまとめておきます。

教えの中に「たとえばね……」とか「実はこんなことが……」など具体例や過去の事例があれば、その学び手の聴く姿勢が変わります。

おそらく話にドラマ性を感じるのでしょう。

さらにその題材がタイムリーであれば、学習内容への理解は深まります。

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ただしそれを学びとして受け止めてもらうには、客観性を踏まえた価値ある情報として提供しなければなりません。

特に「その時に〇〇社から、私が〇〇をもらったのです」と事例の中で、“固有名詞”に”過去形”を結びつけて伝えると、自慢話に聞こえてしまう場合があります。

自らが経験した具体例には、そこから得た教訓を踏まえ”現在形”や”未来形”で語り終えるようにします。

そうすれば具体的な事例を、新鮮で信頼できる情報として受け止められ、学習内容への納得性を高めてくれることでしょう。

 

[カード情報]

効果:理解力

問い:事例が自慢話と思われないためには…?

答え:事例を『固有名詞』+『過去形』で話し終えない

解説:具体例を『固有名詞』に『過去形』だけで伝えると、自慢話に聞こえてしまうので、『現在形』や『未来形』で語り終えるようにしましょう。

期待変化:情報収集、原理・法則性、現象探求、要点考察

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