起業して早々に味わう、今だに忘れられない3つのこと

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ちょっとセンチメンタルな1週間を過ごしています。
昨夜は30年ぶりに雀友(大学の先輩)と語り尽くしました。

そんな過去を楽しめるのは、いまがある程度見えているからかもしれませんね。
だから素直に、未成熟な自分を振り返ったりできるのです。

では、その振り返りの続きをブログにてしたためます。

期待と不安で『独立』を果たすには、自らが仕事を興さなければなりません。
そう『起業』です。

そんな起業したての頃に得た、まさに初心へ引き戻してくれる事柄を3つまとめました……

 

① 問い合わせを受けたときの声の張り ————————————

知人からの依頼でした。
「フロッピーをパソコンに入れたら、自動でこんなメニューを出せるようになりませんか?」

当時は、パソコンの便利屋さんみたいなことで何とか仕事にしていこうと目論んでいたのです。
今はなき『日本ユースウェア協会』へ入会したり、『マイクロソフトオフィシャルトレーナー』の資格を取ったりと準備をしていました。

そんな当方の活動を耳にして、電話をかけてきてくださったのです。

自分の仕事が誰かの期待に応えられるという、いわば独立したことが認められたのではという感動。

力一杯、電話口から作業の説明している自分がいました。
会社勤めの時には出していなかっただろう声の張りです。

起業してから、1週間過ぎた頃でした。

 

② ビジネスネームで呼ばれたときの照れくささ ———————–

自分で決めた屋号(企業名)を、第三者が声に出してくれたとき。
そして「社長」と呼ばれた瞬間。

非常に照れました。

自分の脳内で発声されていた言葉が、耳を伝って認識できたのですから。

そんな起業への実感を得ながらも、その呼びかけは、記号的な役割でしかありません。
実体を伴っていない「社長」という敬称に、勘違いしないことが必要です。

いまの仕事であれば、さしずめ「先生」でしょうか。

 

③ はじめてお金をいただいた喜び —————————————–

先の知人から「……で、いくらになりますか?」と金額を尋ねられました。

「1万円です」

0144 1この金額を口にするとき、すごく勇気が必要でした。

「高いな」、「ほな、結構ですわ」という返答が怖かったのです。

売上が欲しかったというよりも、自分の価値を自分で伝えることへの重圧と、自ら設定した価格が世間に認められるかどうかという機会でもあったからです。

ちょっと間があって「はい、わかりました」と、電話口の声のトーンが低くなったように感じました。

電話を切ってからしばらく呆然としていた自分が、そこにはいました。

 

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起業された方々には、それぞれ様々な経緯があって、いまに至っていると思われます。

その中で、胸がキュンとなるほろ苦い過去は、この先ふたたび訪れることなどないかもしれません。

だから、そんな貴重な経験を思い起こすことで、いまの自分の襟を正していくのです。

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