会社勤めする人の『独立気分』を図解にしたら、こうなった!

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企業で講師をしていると、いろんな世代のビジネスパーソンと接することになります。
新入社員、中堅社員、管理者層、マネージメントクラスなど、様々なポジション(組織における立場、役割など)の方々への学びを育みます。

そうした研修を通じて各層を観察していると、なんとなく”働く姿勢”に違いがあるのを感じてしまうのです。

たとえば、『独立』する、あるいはしたいという意識
特にセルフマネジメント系の研修では、具体的な発言や発表として飛び交います。

そんな各世代の”独立臭”を、やや強引に図解でまとめてみました……

 

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【Aゾーン】
社会人になって最初の1〜3年は、一生懸命に働くことで組織へ適応しようと努めます。
仕事への真摯な取り組みが、チームや職場における自らの存在意義になると信じ、意欲としてわかりやすく現れます。
新入社員が配属後に行われるフォロー研修などでは、「オレ今度、福岡へ出張なんだ」と、いかに自分が上司から期待されているかを述べ合ったりするので、微笑ましい限りです。

ちなみに、研修では学ぶ姿勢がストレートに発揮され、講師としてやりやすいゾーンです。

【Bゾーン】
入社5年目あたりを過ぎると、会社や職場への不満が聞こえてきます。
「だからウチの部署はダメなんだよね」的な、組織における矛盾を突く自分が正しく感じるのです。
入社した頃は目を輝かせていた人物が、批判家になっているということもあります。
しかし、『独立』という飛躍にまでは行き着いていません。

研修では、斜に構える受講者が目立ってきて、彼らを盛り上げる工夫が必要となります。
割とやりにくい年代です。

【Cゾーン】
さて一番『独立』という言葉を発しているのが、入社10年目あたりでしょう。
現業ビジネスに関する本音や建前がわかり、いつまでも組織への不満を口にしている場合ではないと考え始めます。
そして現業における限界を打ち破るには「今いる会社ではダメだ」と、自分への可能性に目覚め、新たな方向性を探るのです。

受講する研修テーマがフィットすれば、自らのスキルを発揮しようと、はりきってくれます。ただ、研修を受講する意味を見出せずに、やる気のない人との二極化がみえてもきます。

【Dゾーン】
40代に突入すると、独立したいという生の声は表面的にほとんど聞かれません。仕事における責任範囲が拡がって、そんな現実離れを主張している場合ではないのかもしれません。
公私ともに背負うものが増え、ある意味、働き方のゴールを現実路線の中で収束させようと考えるのでしょう。

意外と研修を素直に受講してくれます。学習コンセプトを理解し、前向きに進めてくれます。
ある意味、予定調和しているのですが、講師としては受講者に助けられることがあったりして感謝することも。

【Eゾーン】
セカンドライフを考え出す50代。定年後の仕事に関して、『独立』という選択肢が再来します。ただ本気で取り組まなくてはいけないので、声を出して主張することはなく、「実はね……」的な隠れたメッセージが聞こえてくるのです。

研修講師になって第二の人生に役立てたい、と考える受講者が現れてきて、質問の目的が研修テーマの範囲に限らなくなってきます。ある意味、講師と受講者でありながら、互いを意識する存在になっているのです。

以上、ステレオタイプに誇張しながらまとめました。

右肩上がりだった頃のように、真面目にコツコツ働けば何とかなる時代ではなくなった現在、これら各ゾーンのバランスや境界線が変動しながらも、『独立』するという働き方にスポットが当たっているといえるでしょう。

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