コミックエッセイ『漢字って、こんな感じでしたかね?』

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3年ほど前に描いたコミックエッセイを、その後の自分から振り返る第7弾。
そろそろここらで最後にする。

世間では、“文字を”の後に続く動詞は、”書く”ではなく、”打つ”になってきたことを強く感じる。

いわゆるパソコンの普及が、我々の行動を変えさせ、表現の仕方にまで影響を与えているのだ。

したがって、”文字を書く”という行為に、皆が戸惑ってしまう。
そう、漢字が出てこないという事実。

企業研修では必ず、受講者に”文字を書いて”もらう。

その結果、演習シートやホワイトボードに、彼らの漢字が荒れ狂う……

 

第7話『受講者は”漢字”をこう感じている!』

こうして受講者を揶揄してしまったが、講師である当方も同じようなことがある。

板書するときに、その漢字が浮かばない。
言葉では発せられるのに、文字として書けないという事態だ。

そんなときはどうするか……

類義語を思い浮かべて、書けそうな単語に切り替える。

たとえば、最近の例。
「提案に対して顧客が抱く気持ちとして、『躊躇』があります」と口では発しながら、マーカーを持つ手が止まった。

そう、”躊躇”という漢字が全く思い浮かばないのだ。

だから、少し間が生まれた後、『迷い』と書き出した。

講師が自らの心境を文字にしたことを、受講者は見逃すはずがない。

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