教えるための板書テク『図形の重ね方で3D表現』

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ホワイトボードやiPadを用いた、視覚に訴える教え方の第3弾。
今回も一般的ではないが、当方が講義の際にちょいとこだわっている技を紹介する。

伝える情報は同じであっても、受け止める相手の印象がより高まることを、教える役割を担う者としては追求したい。

そこで板書の図形を、立体的に見せるテクニック
簡単に奥行き感を表現し、なんとなく物質っぽく捉えてもらえれば、本来は形や姿のない概念的な対象への認識度を上げてもらえると踏んでいる。

まずは1分50秒の動画をご覧あれ……

 

……では、この動画を解説しよう。

今回はフォトジェニックなマカロン嬢にご登場!

これまでのわんこの中で一番大柄なので、撮影用のデスクが狭くなり、早々にご退席願った。

 

 

 

 

ホワイトボード上で、“心・技・体”を構造化してみる。

まず”技(ACTION)”を直線で枠取り。
“技”とは具体的に認知できる行為だから、“ハッキリ”を示す直線で描くのだ。

 

 

 

次に技を支える“心(MIND)”を、線で囲む。

カドに丸みを与え、”技”よりも抽象的な印象となる曲線を加える。

下側に位置するため、重なりを設けるのがポイント。

 

 

 

“技”や”心”の土台を築く“健康管理(HEALTH CARE)”が、最下層にあるとして線引きされる。

その際、直線を用いず、曲線だけの楕円でまとめる。

 

 

 

 

仕上げは、“技”の囲み図形の上部に、台形を乗せる。

これで奥行きが生まれ、“技”の存在に立体感が得られた。

 

 

 

 

相手の視点の動きは、左上から右下へ移動していくため、立体的な処理は最初に目にする図形だけへ施せばいい。

そんな単純な信号を描き加えるだけで、ここに描かれた図解の各要素に重力が生まれて、三次元化されるのだ。

 

 

 

 

次にiPadでは、どう描き分ければよいのか。

それは線の太さが決め手となる。

まず、最上部に位置する要素を直線で描く。

 

 

 

 

次の図形を描く前に、線の幅を細めに設定。

線の太さは”太・中・細”と三段階くらい、前もって決めておけばよい。

 

 

 

 

このようなルールで描き分けていくだけで、立体感が生まれる。

線の強弱で奥行きを表現するやり方は、空気遠近法と同じ理屈だといえよう。

 

 

 

 

……とまぁ、こんな具合。

すぐにやってみられるから、さっそく真似て、学んでいただければ幸い。

さぁて次回は、矢印の描き分けで、心理面(機微)の表し方に挑戦する!

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