多くの人を惹きつける教え方10のポイント【後編】+1

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教える人は、こんな感じで注目されている。

だから教わっている人たちと、良い関係を築きたいものだ。
自信を持って教えていくためにもね。

ときに受講者の反応が悪かったり、期待する態度を示さなかったりすると、「え、オレって嫌われている?」と不安になるが、必ずしも講師という人間を嫌っているわけではない

教えるための“場”が築けていないのだ。

だから、教える環境(ムード)を作り込んでいく。 そのためには……

受講者をノセていかなければならない。

 

9.受講者の考えや意見に対して「違う」はNGワード

学校の勉強には、第三者が導いた正解というものがあり、それをいち早く見つけられれば優秀であった。

しかし、社会は必ずしもそうではない。
ヒューマンスキル系の講義では、絶対解というのが存在しないと思った方がいい。

ビジネスでは「〇〇達成」や「〇〇向上」など、求めるべきゴールは示されている。
ただ、そこへ行きつくまでの”式”がわからないのだ。

そう、目標(答え)は明確化されているが、道順(式)に迷っている状況といえる。

だからこちらかの質問に対して、期待する答えでなかったとしても、「それは違う」とは返さない。 
答えの中にある相手の考え方、着眼から発想された思考のプロセス(筋道)を肯定する。
「かけ算して欲しいのに、足し算で答えを求めたんだ」と受け止めるみたいに。

まずこちらが相手を認めることによって、教える側の用意する情報がターゲットへ届くというもの。
ボールを受けてあげるから、キャッチボールが成立するようにね。

ただ考えもせずに「わかりません」という受講者には、質問を変えてでも何か自分の意見を発言してもらうようにしないと、学びの”場”は築けない。

 

10.独自に開発したセッションを取り入れる

『講義をし、個人やグループでのワークをし、最後に総評を行う』というパターンになりがちなカリキュラム構成。

なんかそれだけでは物足りない。
この講師としか遭遇できない新たな体験を提供したい。
未体験という経験を与えたい。

そのためには、ちょいと自分なりの工夫やアイデアが必要だ。

当方は、たまに”寸劇“を行う。

スタッフと小芝居をするのだ。

その痛々しさに、受講者は必ず笑顔で注目してくれる。
バーチャルながら現場を見せることで、自分に置き換えて考えようとする。

だから教えるためには、芝居ごころが必要

恥ずかしいから(休憩したいから)といって、あらかじめ用意したビデオを見せるという方法もあるが、平面的なスクリーン上にアーカイブを映すのではなく、その場でライブな情報を提供したい。

寸劇とはいえ、息づかいや間みたいなものを知ってもらうことができ、特別な機会を得られたような気になってもらえる。

大相撲を国技館へ見に行って感心するひとつに、取り組みそのものだけでなく、力士同士の”仕切り”がある。
テレビ画面からは得られない、呼吸の合わせ方や間の取り方、紅潮していく肌合いなどが「迫力あるねぇ」と呟かせる。

それと同様なのだ。

では小芝居ができるスタッフがいないときにはどう対処するのか?

それは、陣内智則風にやってみるのだ。(その方法はいずれ紹介)

 

番外.教える人はライフスタイルを充実させる

道につばを吐く人から何かを教えられて、大いに感銘するか?

コンビニ弁当ばかり食べ、節制できていない人から話を聞いて、気持ちが動かされるか?

教えるという行為は、人から人である。
だから、教える側の人物そのものがメディアとなり、信用の基盤へと影響する。

「4番を外された〇〇ネスが〇監督をグーで殴った!」という情報が、〇経新聞だと「え、そうなの!」とすんなり受け止めてしまうが、〇〇スポーツだと「うっそ〜」と真に受けない心理バイアスだといえよう。

いま自分の”衣食住”をトータルに観察してみて、こんなヤツから教えを乞いたくないと思ったら、おそらく同じ気持ちが教わる側にも芽ばえることになろう。

だから、自分のライフスタイルをより良く築くことを忘れずに。
教える場における取り組みだけでは、プロフェッショナルとはいえない。
セルフ・マネジメントできない人から、他人はリスペクトしないからね。

チャンチャン!

……ということで、言いたい放題の10+1ポイントだった。

プロ講師の数だけメソッドがあると思っていただき、そのひとつの例としてこれらを受け止めてもらいたい。

そしてこれらのポイントは、教えるという行為だけでなく、プレゼンテーションや提案活動なんかの参考になれば、これ幸い!

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