昔書いた小説を、iPadで楽しんでみる!

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年末の大掃除では、いろんな過去と再会できる。
ちょうど9年前に、せっせと書いていた小説のゲラが本棚から出てきた。

このゲラは、文藝春秋の『オール讀物推理小説新人賞』へ投稿し、635応募作の中から最終候補作品(7篇)へ滑り込んだヤツだ。
最終候補に残れば、審査員のプロ作家たちが協議をし受賞作を決める。
そのために、編集部ではゲラを作るのだそうだ。併せて作者の手元へも送ってくれる。

歳月を経た今、このようにPDF化し、iPadで読めるようにした……

この下の写真が、PDFにした元原稿。
雑誌の紙面に合わせて、三段組みだ。

最初のページはこんな具合である。

このゲラは、大沢在昌、高橋克彦、西木正明、宮部みゆきの審査員の方々に読んでもらった(はずだ)。

……案の定、結果は受賞には至らず!

そりゃ、この『オール讀物推理小説新人賞』を受賞した作家は、結構有名な方が揃っている。
たとえば、西村京太郎、赤川次郎、宮部みゆき、石田衣良、朱川湊人などの面々を輩出した。
ね、これに加わるのは無理じゃん!

でも実は当方、小説では受賞経験がある。

それは、この前年に短編を仕上げて『週刊小説』へ投稿し、ショートストーリー賞をいただいたこと。
もちろん賞金がもらえた。

その受賞に気を良くし、勢いで推理小説を書き上げ、文藝春秋へ投稿したという経緯なのである。

最終候補ともなると編集担当がついてくれ、一部原稿を修正した上でゲラにしてくれるというわけだ。

受賞に至らなかったので翌年にも作品を応募したが、一次予選通過だけに終わり、そこで執筆を断念した。

ただ、この2作品の実績で嬉しかったのは、自分の書いた文章は人様に読んでもらえるレベルだという自信を得たこと。

だから今は、ビジネス文書作成研修なんてのを行う中で、小説を書いていた経験(実績)が役立っている。
特に具体的な情報を提供する表現(小説では描写)を学んだといえる。

落選の後日談としては、この作品を読んでいただいた方から電子書籍化の申し出があり、こうしてCD-ROMにもなった次第。

 

……なんやかんやで、いよいよ新しい年を迎える歳の瀬。
また小説でも書いてみようかと野望が頭をよぎる、今日この頃なのだ。

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