学ぶ人の姿勢に影響する点呼の役割

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他の講師の方々はどのようにしているか知らないが、当方は研修開始からしばらくして、受講者に「お名前とお顔を確認したいので、氏名を呼びますからお返事をお願いします」と言い放つ。

受講者リストを目で追いながら、「○○○○さん」とフルネームで名を呼び、「はい」という声を待つ。
受講者が反応してくれた後、「よろしくお願いいたします」と頭を下げる。

よほど大人数でない限りは、こうした形で研修を始めている。

たかが点呼。されど点呼。
そんな点呼を行うのは、次のような効果を期待しているからだ。

研修開始の早い段階で、受講者に声を出させること。
互いに挨拶を交わすことで、当事者意識が芽生えること。

でも実は、もうひとつ重要な目的がある。
それは……

返事の仕方で、その人が”いじりやすいかどうか”を、なんとなく確認しているのだ。

スタート時のアイスブレークなどは、受講者のノリが重要だ。
重苦しい研修を早々に軌道へ乗せるためにも、誰かに質問を投げかけ、その返答にツッコミを入れる。
そんな研修への耐性をもった受講者を捜すために、点呼を行う。

しかし現実は、点呼の返事だけでその人物のパフォーマンスは計り知れないもの。
期待どおりのキャッチボールに至らなかった受講者もいる。それは当方の眼力のなさなのだが……。

ちなみに今まで一人だけ、点呼を無視する受講者がいた。二度、名前を呼んでも反応しない。結局、最後まで斜に構えまくっていた。
返事の良さよりも悪さ(上の絵では右下)の方が、その人の教わる姿勢を物語っている。

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