教えるプロとして成り立つ人のトーク術

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自分の考えを立派に伝える人は、数多くいる。
その中で堂々と、自身の言葉を使って聴く側を惹きつけるとなると、その対象は減る。
教えるという職業で成功するには、その限られた対象の中から、さらなる話術が求められるのだ。

プロ講師として成り立つ(生活できる)ためのトークレベル

それは……


(ちなみにこの図解は、SHOT NOTE に描いて、Androidアプリにて取り込んだもの)

質疑応答のクオリティにあり!
いわば、学ぶ側との双方向性において、相手が得る満足度だ。

「ちょっと、お聞きしたいのですけど……」

積極的な受講者は、疑問点に対して質問をしてくる。講師は講義中にその質問を聴く機会を作らなければならない。
それは講義中だけでなく、休憩中や講義終了後の一息ついたときにも襲ってくる。

「○○するメリットはわかるのですが、こういう場合にはかえってデメリットが多くなるのではないでしょうか……」

ある意味、質問を受けるような講義ができているなら、その時点では失敗はしていない。
だが、本当の失敗はこの後すぐに訪れる。

「え、あ〜、それは……、う〜ん、確かに……ねぇ、ま、ちょっと考えさせて……」

質問をしてくる相手は、講師の応答に期待をしている。彼らの頭にもたげた疑問を、その場で気持ちよく晴らしてくれるだろうという目算をもって。

「そうやね。ええ質問やね。そういう疑問に私もようぶち当たったわ。そやから、こう考えるようにしたらどないやろか……」

まず、相手の質疑を褒めながら、余裕ある表情で受け取る。決して困った顔を見せないし、返す言葉の調子も乱さない。長考をしてもいけない。
自らも当然の如く認識している疑問であると伝えながらも、さらなる考えの拡大解釈を唱える。

「デメリットが多うなろうと、○○な考えをもって事に当たった方が、この予測の付かへん社会で生き抜けれる自立型人財や。そう、この人財の”ざい”は、財産の財なんやでぇ」と、遠くを見つめながら……。

ただよく考えると、その質問には正面から答えていない。疑問の矛先を変えて「なんだかいい話を聞いたなぁ」と、質疑相手が感心するような講釈をたれれば及第点。

とにかく講師として成立するには、”質疑(迷いや疑問)< 応答(不安の解消)”を相手へ瞬時に与える対話スキルが必要。
それも一度だけの対応ではなく、このクオリティを誰からの質問でも継続できること。
そうした継続が、教える人としての信用に結びつくのだ。

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